税金や電気・ガス料金などいろんな収納代行サービスで支払えるnanaco。
今回はnanacoにApple Payからチャージするときに、ひと月あたりのチャージ上限額があるのか説明します。
公式サイトではチャージ上限額について書かれていない
この記事を書いた理由は、公式サイトでひと月あたりのチャージ上限額について説明されていなかったからです。
Apple Payのnanacoの特徴について
本題に入る前に、簡単にApple Payのnanacoの特徴について説明します。
特徴
- 8枚まで無料で発行できる
- 1枚当たりのチャージ上限額は5万円まで
- 1日でチャージできる金額は3万円まで
- 支払える会計は25万円まで(例.5枚のnanacoを使う)
- チャージの時、基本的に公式のクレジットカードポイントが付かない(例外あり)
8枚まで無料で発行できる
ウォレットアプリに設定できるnanacoの枚数は最大8枚までです。nanacoでは最大25万円までの支払いが可能なので、5枚は発行してもいいと思います。
ウォレットアプリに設定できるnanacoの枚数を教えてください。
Apple Payのnanacoを作る時に
- 既存のnanacoカードを取り込む
- 新たにApple Payのnanacoを無料で新規発行する
という2通りが選べます。圧倒的に②をお勧めします。
①既存のnanacoカードを取り込む(おすすめしない)
①のnanacoカードを持っている方は発行するときに300円の発行手数料を支払っているはずです。Apple Payにnanacoカードを取り込むと、nanacoカードが使えなくなります。また、取り込み後はnanaco番号が変更され、セブン&アイグループのアプリやサイトで、7iD会員情報ページからnanaco番号の登録(変更)手続きが必要となります。
既存のnanacoカードが不要で捨てたい方であれば、①の選択肢もありです。ただ、カードを残しておきたい方は圧倒的に②をお勧めします。
詳しくは公式サイトを確認してください。
②新たにApple Payのnanacoを無料で新規発行する おすすめ!
Apple Payのnanacoを新規発行するとき、発行手数料がいりません。
Apple Payのnanacoの作り方は公式サイトで分かりやすく説明されています。
nanacoアプリで 新しくApple Payの nanacoをつくる
1枚当たりのチャージ上限額は5万円まで
チャージできる金額は、1枚当たり5万円までです。5万円以上チャージしようとするとエラーが出ます。
Apple Payのnanacoには
5万円×8枚のnanacoカード=40万円
までチャージしておくことができます。
ただし、nanacoで支払える金額は25万円までです。
1日でチャージできる金額は3万円まで
1日にチャージできる金額が3万円までです。これは、1枚3万円ということではなく、トータルで3万円ということです。
例えば、1枚目のnanacoに2万円、2枚目のnanacoに1万円チャージしたら、その日はそれ以上チャージできません。
チャージできる上限回数がある
筆者が確認したわけではありませんが、1日に3回、1ヶ月で15回までしかチャージできないようです。
チャージするときは多めの金額で一気に行いたいですね。
支払える会計は25万円まで(例.5枚のnanacoを使う)
複数枚のnanacoカードを使うことによって25万円までの会計を支払えます。
これは、1回の会計で使えるnanacoカードが5枚までなので
5万円×5枚のnanacoカード=25万円
ということです。
税金のnanaco支払い上限は30万円?25万円?1枚のnanacoでも5枚カウントされます。
チャージの時、基本的に公式のクレジットカードポイントが付かない(例外あり)
基本的にApple PayのクレジットカードからApple Payのnanacoにチャージするときポイントは付与されません。
試しにご自分のクレジットカードのポイント付与対象外のサービス一覧を確認してください。恐らく対象外の項目にnanacoへのチャージが含まれているはずです。
ただし、nanacoの公式のクレジットカードである
- セブンカード・プラス
- セブンカード・プラス(ゴールド)
この2つのクレジットカードでnanacoにチャージすれば0.5%の還元があります。これ以外のクレジットカードは基本的に還元はありません。ただし例外があります。
執筆現在、Apple Payのau PAY プリペイドカードからnanacoにチャージすると0.5%のポンタポイントの還元がある事を確認しています。
現在nanacoにチャージするとき、公式のクレカ以外でポイントが付与されるのはこのau PAYプリペイドカードだけではないでしょうか。
au PAYへのチャージとnanacoにチャージするときにポイントの2重取りが行えます。そのうちポイントが付かなくなったり、au PAYプリペイドカードからnanacoにチャージできなくなるかもしれません。
ひと月あたりにチャージできる上限額は20万円まで
さて本題です。
Apple Payからnanacoにチャージできる金額は、ひと月あたり20万円までです。
これは、筆者が2か月間にわたり調査した結果です。nanacoアプリのチャージ履歴から確認しました。
トータルで20万円以上チャージしようとすると

このように「Apple Pay での今月のチャージ上限に達したためチャージできませんでした。」というエラー画面が出ます。
ひと月あたりApple Payからnanacoにチャージできる金額は20万円までとなります。
まとめ
20~25万円までの高額な税金などを支払おうと思うと、ひと月ではチャージが間に合わないかもしれません。最大で40万円まで事前にnanacoにチャージしておくことができるので、十分余裕をもってチャージしたいですね。
ただし固定資産税などは、分割払いも可能なので上手に分散させてnanacoで支払いたいですね。
最近、MIXI M→nanacoルートが塞がれました。au PAYプリペイドカード→nanacoルートもいつ塞がれるか分かりません。筆者は来年度の税金の支払いに備えて、au PAYプリペイド→nanacoルートが塞がれる前に、nanacoにフルチャージしておく予定です。
Apple Payのnanacoまとめ
- 8枚まで無料で発行できる
- 1枚当たりのチャージ上限額は5万円まで
- 1日でチャージできる金額は3万円まで
- 支払える会計は25万円まで(例.5枚のnanacoを使う)
- チャージの時、基本的に公式のクレジットカードポイントが付かない(例外あり)
- ひと月あたりにチャージできる上限額は20万円まで